なっちゃんpost📮

小学校教員になるまでのお話、これからのお話。

自主休講的休み方のススメ

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「明日ディズニー行くんだ〜💓」

「え、大学明日ないの???」

「あるけど、自主休講www」

 

大学生のよくある会話を切り取ってみました。

大学生の方、あるいは大学を卒業した方、【自主休講】ってした事ありますか??

 

自主休講とは、授業があるにも関わらず、お休みすること。悪くいえばサボり。

 

今回は、そんな【自主休講】を切り口に

学校を休むこと、そして不登校を考えていきます。

 

そもそも学校を休むことって悪いこと?

 

小学校2年生の時、友人に「なっちゃんの好きなところ💓」と書かれた手紙を貰ったことがあります。その中には、「熱があるのに学校くるところ」というものがありました。

 

熱がありながらも学校に行くような子でした。

しかも、「行きたいから行く」のではなく、なんとなく。

 

そもそも、なんとなく行くぐらいには学校に行くメリット、そんなに感じてなかったんだと思います。授業は行かなくても教科書みればわかるし、友達とも今度遊べばいい。給食はちょっと食べたいけど、家で食べるご飯も美味しい。

 

けど、なんとなく、行く。

心のどこがで行くことが正義、正しい、と思ってたし、行かない、という選択肢が考えられなかった。皆勤賞もあるし。

 

加えて、休むとみんなの前で「○○さんは風邪でお休みです」って公表される。「なるほど、家庭の事情と風邪なら休んでいいんだ」って感じ。

 

この、行くことが正しいっていう考え方が学校には常にある。脈々と受け継がれてる。

 

でも、ここでもう一度。

そんなに学校を休むことって悪いこと?

 

不登校でも考えてみる

 

学校を休むことが良しとされないために、

現場で不登校は問題扱いされてしまう。

 

理解もあまり得られない。体が元気なら来るでしょ?という考えが多い。心が元気じゃない時だってあるのに。

 

だからこそ、ここで伝えたい考え方が、

自主休講

 

サボりっていう意味で捉える人もいると思う。

けど、私は違う意味でこの

自主休講的休み

の考え方を伝えたい。

 

自主休講って、基本的に自分で考えた上で意思ある休み、なわけで。

 

本当に熱で学校に行けなくなる前の、初期段階の風邪。とか、なんだか気分が沈んで学校どころじゃない。とか。女の子は生理痛が重くて休んじゃう日だってあるよね。もちろん、遊びたいから必死に休む回数計算しながら自主休講、ってタイプもいる。

 

すべて、自分と相談して決めた休み。

 

不登校の子が学校に行きたくないなら、それはそれで受け止めてあげる。自主休講ね、おっけーおっけー。

 

担任ならば、理由を聞かなくちゃいけないこともある。けど、ここでもう一度、大学の頃の自主休講してた時、思い出してみて。なんとなく、とかで休んだ日もなかった?

 

さいごに

 

4月には学校の先生になる人が、自主休講って考えで休んでいいよ!なんておかしいかもしれない。

 

けど、これからの日本を生きていく子ども達には、休み方を知ってもらいたい。今は「働き方改革の時代」。将来はAIの発展で「休み方改革」がメインになっていく。

 

そんな未来を生きる子供たちに、自分事と、自分のやるべき事を天秤にかけて自分の意思で休む、ということを伝えたい。

 

自分を潰してまで、頑張らなくていいんだよ

 

この一言に尽きる。

 

自主休講的休みのススメ、でした。